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カレブ……
数週間前の金曜の朝のことです。
出勤しようと、ベランダに出たのですが、我が家で飼っている黒ネコのカレブが見当たりません。
いつもなら、うるさいぐらい足元にまとわりついてエサをねだったり「遊んで〜」と要求してくるのに…。

どこに行ったんだ? と、思いつつ、バイクで通りの角を曲がると…
道路の真ん中に黒ネコの死体が!!
うわぁー!!カレブ!!なんてこと!!

車に跳ねられたらしく、顔はつぶれて耳から骨や肉が出ていて、肩から胸にかけて破裂して内臓が飛び出しておりました。

バイクをその場に停め、ネコを抱き抱えました。
完全にこと切れています。
首輪が見当たりません。
力が掛かると外れる(首が締まらないように)ようになっているので、どこかに跳ばされたのでしょう。

「ちくしょう!
せめて、うちの庭に埋めてやる!」
仕事は遅刻になるでしょうが、そんなこと、かまっていられません。
ネコの死体を抱き抱えて家に戻り、庭に穴を掘って埋めました。
その間、「ちくしょう、ちくしょう…」と、品のない言葉を呟き続けていました。

その後、気を取り直して出勤しましたが、仕事をしていても何かにつけてカレブを思い出して、暗くなってしまいます。

…あれほど人なつっこいネコは、そうそういないよな…
…多分、ボクより近所の子どもたちに名前を知られていて、親しまれて…
…そういえば「遊ぼうよ〜」とすりよって来ても「今、忙しい」と言って邪険にすることが多かったよな…もっと相手してやればよかった…

ネコを外に出さず家飼いにする人の気持ちがちょっと分かりました。

暗い気持ちで帰宅し、外階段を登ってベランダに上がると…
「うにゃぁ」
と、カレブが元気にすり寄って来ました!!
首輪もちゃんと着けています!
思わず「カレブ!!」と大声を出してしまいました。
「それじゃ、今朝、埋めたのは……?」
カレブは大声に驚いて(叱られると思ったらしく)椅子の陰に逃げ込みました。
「こら!逃げるな!
いや、怒ってるんじゃない。
出て来い、抱っこさせて!」
隠れているカレブを引っ張り出して、抱き上げました。
ボクのいつもと違う態度にカレブは警戒していますが、かまわず抱きしめました。
…そういえば、今朝、埋葬したネコは、もう少し細かったな…。
「カレブ、おまえ、生きてたんだな。
よかった…。」
我ながら、勝手だとは思います。
「ネコが死んだ」という事実は変わらないのですが、それが「うちのネコか、そうでないか」で、気持ちがまったく違うのです。

考えてみれば、人の死や、他人の苦しみ・痛みについても、その人との心理的距離によって、痛みの感じ方が変わりますね。
しかし、神様は私たちすべてに対して、愛情深く、同情深く、憐れみ深い方だというのは…凄いですね。

カレブが「いい加減、自由にさせてくれ」という感じで「うにゃうにゃ」言いますので、放してやりましたら、エサ箱のところに行って「ごはん出して〜」と要求します。
「わかった、わかった。
たんと食べろ。」
と、エサを出してやりました。
やれやれ。
ちょっと気が抜けて、ベランダの椅子にへたり込みながら、カレブに言いました。
「カレブ、交通事故には気を付けろよ。いいか。」
カレブは「しら〜ん」という感じで、エサを食べています。

たかがネコですけど、生きて居てくれる、というだけで、本当にありがたいんだなぁ、と思いました。

感謝!感謝!と思ったのですが…
考えてみればカレブは何も変わってのですよね。
ボクが「生きて居てくれるありがたみ」に気が付いた、というだけで……。
ふと、前に聞いたメッセージを思い出しました。

「私たちは神様から多くの恵みをいただいているのですが、恵みに慣れ過ぎて、分からなくなっていることが多いのではないでしょうか。
例えば、神様から与えられている健康や、いろいろな所有物、環境などを取り上げられて、1週間後にそっくり返してもらえたら、そのありがたみが良く分かると思うのです。」

本当にそうだな…としみじみ思いました。
神様からの「気が付いていない恵み」たくさんありますよね。
飼い猫のカレブ
author:sa-ru(会堂管理人 おさる), category:できごと, 17:41
comments(2), trackbacks(0)
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author:スポンサードリンク, category:-, 17:41
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Comment
ご無沙汰しております。いつもRSSで拝読しておりますが本日は10行目辺りの描写に驚いてなんだなんだっ!と思いおじゃまいたしました。
カレブさんご無事で何よりです。

3.11から一年が過ぎました。
とんとん姉はお元気でいらっしゃいますか?
ご兄姉さまの結婚式の集合写真を見ながら皆々様のことをおぼえ祈っております。
人間は見渡せる範囲でしか物事を判断できませんけれど主さまは遙か先をご承知の方であると信じて
混乱と困難の中にあっても希望を持ち続けております。(我が家も相変わらず混乱中です^^;)

さて、夏頃Facebookで聖研でお世話になったあのH兄とお話しする機会がありました。お元気そうでした。
Facebookは新しいコミュニケーションツール(伝道媒体)として無視できないなーという印象を受けています。
(とか言ってますが、私自身は個人情報を散らさぬように概要だけ探って既に退会(^O^)



ともあれブログはこれからも続けてくださいね。
とんとん姉も書いてくださいね〜〜!
(独立もおすすめ(^O^)
楽しみにしています。(^_^)/~
hyssop, 2012/03/16 3:06 PM
hyssop姉様
ご来訪&コメントありがとうございます。
いつも暖かい励まし、感謝です。
家族みんな、なんやかやとありますが、守られています。
hyssop姉様のご一家のためにも祈らせていただきます。
FacebookでH兄とお話しされたんですか。
なるほど、Facebookもそろそろ視野に入れないといけない時期かもしれませんね……。

ブログ、これからも続けます。
大きなことは書けませんが、日常の小さなことで考えさせられた小さなことを発信していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
管理人おさる, 2012/03/18 12:03 AM









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