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泣いてきました Part 2
とんとんです。
さて、一回だけじゃ、あの興奮を語りきれず、「とんとんの、勝手に解釈!!ナルニア国物語第3章 Part2です。
(今回もネタバレありなので、ストーリー重視の方は映画を見た後で読んでくださいね。)


Part1で、少しルーシーのことに触れました。彼女は、姉のスーザンのように美しくなりたいという思いを強く持っています。第3章でもスーザンが少し出てきますが、彼女は更に美しさを増し、男性を惹きつけてやまない女性的な魅力に満ちています。

ルーシーは、第1章・第2章ではまだ幼く、短剣を振るうのがやっとでした。(もちろん、アスランへの思いは誰より強かったですね)。しかし、今章では、普通の剣を振るい、まさに「雌ライオン」(前章参照)のように勇敢に戦える女性に成長しています。そんな彼女でしたが、スーザンへの強い羨望のゆえに、「声の島」で誤った選択をしてしまいます。魔法使いコリアキンの館で、様々な魔法が記されている本から、「憧れの人の美しさを手に入れる魔法」のページを破り取ってしまいます。アスランの警告の声があったにも関わらず…。声の島を出航し、荒れ狂う海の中、船は思うように進みません。そんな深刻な状況の中、眠りから覚めたルーシーは、この魔法を試します。見る間にルーシーの様子が変わり、その姿はスーザンそのものになります。場面は屋外のパーティー会場、美しい人と呼びかけられ、写真を撮られようとする彼女、その両脇にはエドモンドとピーター。「お母さんが喜ぶぞ、兄妹揃っての写真だ。」とピーター。「兄妹揃って?私は?」とスーザンの姿をしているルーシー。「『私』って?」と笑いながらエドモンドが問い返す。「ルーシーよ!」とルーシー。「ルーシーって?」とエドモンド。「何かが変よ。ナルニアに帰りましょう。エドモンド!」と叫ぶルーシー。「ナルニアって?」と不思議そうに応えるエドモンド。そこにカメラのフラッシュが光る。場面は変わり、ルーシーが船室の鏡の前にたたずみ、その傍らにアスランがいます。「私はスーザンになりたかったわけではないの。」と言い訳をするルーシーに、厳しい口調でアスランが語りかけます。「ルーシー、お前が最初に兄さん達をナルニアに連れてきた。お前がいなければ、兄さん達はナルニアに来ることができなかっただろう。」 そうして、更にはっきりした口調で、「自分の価値を知れ!」そこで、今度こそ本当に、ルーシーは眠りから覚めます。
「自分の価値を知れ!」ですよ!!
どんなに厳しい口調であっても、これほど幸いなことばがあるでしょうか!これまた、クリスチャンにとってたまらないイエス・キリストからの声かけです(でも、これは全人類に対する声かけでもあります。)。ついつい自己卑下しがちな者たちに、イエス・キリストはこう語りかけています。「私が、神であるにも関わらず、人としてこの世に生まれ、十字架にかかっても救いたかったあなたの価値を知りなさい。」号泣です。

後半、ある幼女がルーシーに、「大きくなったら、あなたのようになりたい。」と語りかけますが、ルーシーは、彼女を抱き寄せながら「あなたは、素敵なあなたになるの。」と応えます。ルーシーは、自分が自分であることの大切さを確かに学び取ったのです。

カスピアン王については、結構、順調に強く成長していると感じたせいでしょうか、あまり「おお〜」と思うところがなかったのですが、一箇所だけ、くらやみ島に出発するとき、彼が部下に言った言葉が「強くあれ。」でした。(これは、わかる人にはわかるというところでしょうか…)

最後は、リーピチープです。これが一番書きたかった…。この勇敢な騎士は、常に前向きです。なぜ彼が前向きかというと、目の前の困難ではなく、アスランに目を向けているからです。彼が剣の使い手であるのも、アスランのため、常に戦いの備えをしているからです。前章では、勇敢だけれど、栄誉、名誉にこだわりがあるように見えましたが、今章、彼は、強いけれど、弱い者への思いやりが深い、アスランの勇者へと成長していました。ユースチスに対して最初から関心を示し、自分の欲望のためドラゴンに変えられたユースチスの悲しみをあざ笑うことなく寄り添う。邪悪な<霧>との戦いに、怖気づくドラゴンユースチスに「逃げるな」と叫び、ともに戦いに挑む。まさに、彼のおかげで、ユースチスは、ナルニアに属する者、アスランに属する者になる準備ができていくのです。
くらやみ島での戦いが終わり、アスランの国へ向かう岸辺についたとき、この勇敢な騎士は、アスランに願い出ます。「私は小さな者ですが、ずっとあなたの国へ行きたいと願っておりました。」これに対するアスランの応えは、「お前こそが、入るにふさわしい。」でありました。アスランの国に行くには、もう一つの水の壁を越さなければなりません。リーピチープは、「これはもういらない」と言って剣を置き、(多分アスランが彼のために用意した)小船に乗り込みます。後ろを振り向かず、彼は長年切望していたアスランの国へとまっすぐに進んでいくのでした。
ここで、もう私の泣きは止まらなくなりました。今、思い出しても泣けます。クリスチャンとして、まっすぐにイエス・キリストの国を見つめ切望し、前に進んでいけたら。「主よ。私は小さい者ですが、ずっとあなたの国へ行きたいと願っておりました。」


御光の輝きわたるはるかな御国  そこは憎しみも嫉みも穢れもなく
聖なるイエス君います 聖き御前に 拝しまつる我は楽し とこしえに楽し

幸いの尽きせぬ所はるかな御国 そこは悲しみも憂いも死もまたなく
愛するイエス君います 聖き御傍に 仕えまつる我は嬉し 喜びは絶えぬ

麗しく慕わしきかな はるかな御国 そこは苦しみも悩みも叫びもなく
やさしいイエス君います 聖き御元に 憩う我の心満ちて 慰めは尽きぬ

 〜「みひかりの輝きわたる」尾山令仁(聖歌総合版357 聖歌の友社)〜     
JUGEMテーマ:映画
author:とんとん, category:レビュー, 00:38
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